自動車の樹脂化の動向を解説!軽量化や美観・機能性を両立させるめっき技術も紹介

自動車 樹脂化 動向 外装イメージ

自動車の樹脂化の動向を紹介します

自動車の樹脂化の動向について、ご紹介します。

自動車の樹脂化とは、金属素材であった部品を樹脂化することです。樹脂化の例として、自動車内部の部品(電装品等)やシャシー、内装部品や外装部品などが挙げられます。

自動車 動向 内装部品

近年、自動車で使われている様々な部品の樹脂化が進められており、自動車にもよりますが総重量の10%程度は樹脂といわれています。

当社、塚田理研はプラスチック専門のめっきメーカーであり、自動車の樹脂化や近年の動向に関するお問い合わせやご相談は多く頂いております。

今回は年々進む「自動車の樹脂化」をテーマに、近年の動向や当社のめっき技術についてご紹介しましょう。

近年の自動車の樹脂化の需要は増加の見込み【動向】

近年の自動車の樹脂化の動向や需要についてご紹介します。

結論から述べると、自動車の樹脂化の動向は今後も需要が伸び続けることが予想されます。その代表的な理由として「自動車の軽量化」の需要が挙げられます。

樹脂による軽量化が自動車にもたらす恩恵は大きく、また樹脂は低コストで成形が容易であることから非常にメリットの大きい選択肢といえます。このことから今後も樹脂化の需要は増加する事が予想されているのです。

自動車 樹脂化 動向 外装

自動車向けのプラスチック市場では高い成長率があると予想されており、樹脂の中でも電装部品での使用が増加する動向から、エンジニアリングプラスチックの需要が高まることが予想されています。

環境問題への対策と軽量化について

自動車の「軽量化」と「樹脂化」には、性能の向上と環境問題への対応が密接に関係しています。

自動車産業は高機能化による利便性の向上と同時に、気候変動への対応という大きな課題を抱えています。自動車からのCO2の排出量は多く、気候変動の要因のひとつとされており、世界的に問題視されているからです。

自動車産業は電気自動車の普及や代替燃料の開発により、CO2排出量の削減を進めていますが、排出量は依然として多く、世界中でさらなる取り組みが求められています。

自動車 樹脂化 動向 EV車

現在取り組まれているCO2排出量の削減にはいくつかの方法がありますが、代表的なものとして「燃費の改善」があります。

燃費改善とは「少ない燃料で走行距離を長くすること」を目指すもので、自動車の燃費改善の方法として「軽量化」は有効な手法として知られています。自動車は車体の重量が10%減ると燃費が10%程度向上するとされているため、各メーカーで軽量化に向けて取り組みが進んでいる動向が見られます。

樹脂化は、自動車の軽量化を実現する有効な選択肢として、多くの自動車メーカーから選ばれている選択肢のひとつなのです。

環境保全(CO2の削減)の観点からリサイクル性にも注目

環境保全の観点でCO2の排出量を減らすことを目標に、軽量化による燃費改善が進んでいる動向であることについて触れましたが、樹脂化は製造工程によってCO2の排出量を増加させる場合もあります。

樹脂を作るための原料であるナフサの分解過程でメタンなどのオフガスが燃焼され、この過程でCO2が発生するためです。

自動車 動向 プラスチック素材イメージ

このため、新たな樹脂を生産する代わりに、リサイクル樹脂の使用が注目されています。リサイクル可能な樹脂を使用することによって、新しく樹脂を生産するよりもCO2排出量を抑えることができます。

リサイクル性の良い樹脂のニーズが高まっている点も樹脂化の動向のひとつと言えるでしょう。

自動車の樹脂化を支えるプラスチックめっきについて

自動車の樹脂化において、プラスチックめっきの需要も高まっています。

樹脂にめっきを施すと、樹脂に導電性や強度、放熱性、耐摩耗性などの機能を加えることができるため、金属と同じ用途の部品に適用する事が可能です。(※)

(※)樹脂の性質、使用する金属の性質によって適する用途が異なります。詳しくはお問い合わせください。

当社、塚田理研はプラスチック専門のめっきメーカーであり、これまで自動車部品の樹脂化のご依頼を承ってまいりました。

エンブレムやエアロパーツ、バンパー、グリル、ミラーカバーなどの外装部品、内装部品などにおける加飾目的のめっきはもちろん、高機能化に伴い発生する電磁波ノイズ問題に対応できる電磁波シールドめっきなど機能めっきにも対応しております。

●ご提案、加工事例

自動車 樹脂化 動向 加工 提案 事例

自動車内部の金属製品を樹脂化した事例となります。素材や、新たな付加価値として機能めっきをご提案し、製品の性能向上に貢献いたしました。

加工事例の詳細はこちら

また、当社には研究開発部門があり、新素材へのめっき工法の開発や、試作などにも対応しております。自動車の樹脂化において、課題がありましたら当社までお気軽にご相談ください。

当社の独自のめっき技術も開発

通常の加飾めっきや機能めっき以外にも、当社独自のめっき技術も多数開発しており、製品の機能性や快適性を向上します。

これらの技術は国内外の自動車メーカー様にご採用頂いております。

●開発技術(一例)

【TPマスク工法】

めっき部分と樹脂製品の接触によって発生するギス音の問題を解消します。

自動車 動向 めっき 技術 TPマスク工法

 

【透光めっき】

漢字など複雑な文字もしっかりと透光できるめっき技術です。従来は困難であった袋文字にも対応できます。

▼従来の投稿めっき

自動車 動向 透光めっき 比較

▼当社の透光めっき

自動車 動向 透光めっき 比較 袋文字

当社の技術は、自動車の軽量化だけではなく、更なる付加価値を提供いたします。

機能性はもちろん、意匠性を持たせるめっきも得意としておりますので、自動車における樹脂化について、幅広くご相談頂けます。

塚田理研は加飾性・機能性を両立するめっき技術を提供します

塚田理研は、プラスチックのトップメーカーとして、加飾性・機能性を両立するめっき技術を提供いたします。

今回のコラムでは自動車の樹脂化の動向について、近年の動向をご紹介しました。

動向 未来 イメージ

自動車は世界的に脱炭素の方向に向かって進んでおり、電気自動車やハイブリッド車など、様々なタイプの自動車が市場に登場し、注目を集めています。どのタイプの自動車でも、共通する重要な課題のひとつが「軽量化」です。軽量化によって燃費を改善し、環境負荷低減を各社目指しています。

軽量化の手法のひとつとして自動車部品の樹脂化は有力な方法として知られており、自動車向けのプラスチックの市場の動向は成長する見込みです。当社でも、樹脂化に関するご相談は増加傾向にある事から、需要の高まりを感じ取っております。

当社は、自然豊かな長野県駒ケ根市にあり、豊かな自然を守るため、再生可能エネルギーの使用、大気汚染の防止、工業排水のリサイクル、めっきの排水老廃液の再資源化など、環境保全に関する取り組みを行っております。環境問題に対応した技術をお求めでしたら、ぜひ当社にご相談ください。

塚田理研のサステイナビリティ

当社、塚田理研はめっき技術による自動車部品の樹脂化の実績が多数あります。樹脂化の事でお困りの事、ご要望がありましたらお気軽にご相談ください。

【お問い合わせ先】
本社:0265-82-3256
東京営業所:042-444-1287
刈谷オフィス:050-6868-2912
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