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プラスチック部品の加飾とは?
プラスチック部品への加飾とは、製品の外観や質感を向上させることを目的とした、めっき、塗装、着色などの処理を指します。
プラスチック部品は軽量かつ安価で、錆びないといったメリットがありますが、そのままでは安っぽく見えてしまう点がデメリットです。プラスチックの利点だけでなく外観の品質も求められる製品において、加飾は欠かせない技術といえます。
加飾をおこなうことで、プラスチック部品の見た目に高級感を与えたり、デザイン性を高めたりすることが可能です。
自動車の内外装や電化製品、水洗金具など、身近な場所でも、プラスチック部品への加飾は多くおこなわれています。
プラスチック部品の加飾の種類
プラスチック部品の加飾技術は、加工のタイミングによって一次加飾と二次加飾の二つに大別されます。
部品が成形されるタイミングで装飾を施すのが一次加飾です。コストを抑えたい場合や、デザインが長期間変わらない場合などには、こちらの処理方法が適しています。
一方、製品の成形後に装飾を施すのが二次加飾です。デザインのバリエーションを多くしたい、少量多品種の装飾をしたい場合には、こちらが向いています。
それぞれのプラスチック部品への加飾方法や特徴を、以下で詳しく解説します。
一次加飾
一次加飾とは、樹脂成形サイクル内で加飾を同時におこなう技術です。射出成形の工程中に意匠を付与でき、別工程での処理が不要となるため、生産性の向上とコスト削減に役立ちます。
代表的な技術として、インモールド成形(IMD成形)とインモールド塗装(IMC)があります。
インモールド成形は、あらかじめ印刷や蒸着などで加飾された転写フィルムを金型内にセットし、樹脂を射出することでフィルムと樹脂を一体化させる技術です。
インモールド塗装は、金型内で直接塗装をおこなう方法です。成形と同時に塗膜を成形するため、塗装工程の省略によって工数を削減できます。
二次加飾
二次加飾とは、プラスチック部品の成形後に、別工程で表面に装飾や機能性を付与する加飾技術です。代表的な二次加飾技術として、以下の方法があります。
- めっき
プラスチック部品表面に金属皮膜を形成する技術です。金属の光沢感だけでなく導電性、耐食性などの機能も付与できます。また、鮮やかな青、漆黒など多彩な色を表現できるイオンプレーティング(PVDの一種)もあります。 - 塗装
色彩や質感の自由度が高く、多様な仕上がりを実現できます。塗料によっては防水性などの機能を付与することも可能です。 - スクリーン印刷
専用のメッシュ版にインクを流し込んで印刷する技術です。平面への印刷に適しています。 - パッド印刷
シリコンゴムのパッドを使用して印刷する技術です。曲面や凹凸面への印刷も可能です。
塚田理研では、プラスチック部品への加飾めっきに対応しており、また塗装や印刷のご依頼も承っております。プラスチックのなかでも難めっき材であるエンプラやスーパーエンプラへの加飾も高い精度で可能ですので、プラスチック部品への表面処理は当社にご相談ください。

プラスチック部品への加飾めっきの特徴
プラスチック部品への加飾のなかでも、金属の質感や機能を付与できる加飾めっきは、自動車や電子機器の装飾部品、日用品(装飾品など)などに幅広く活用されている技術です。
プラスチックは電気を通さないため、表面に金属を形成させるには電気を使わず、化学反応によって金属を形成させる無電解めっきを用いる必要があります。無電解めっきの層を下地として、そのうえに電気めっきを施します。
また、複数のめっきを重ねることで、光沢、色調、金属特性などを細かく調整でき、製品の仕様に応じた外観や機能に仕上げられる点も、加飾めっきの特徴です。
塚田理研のプラスチック部品への加飾めっき技術
塚田理研は、プラスチック部品への加飾めっきのトップメーカーとして、これまでに多くの高品質なめっき処理に対応してまいりました。
当社の加飾めっきは、色調や光沢などをお客様のご要望通りに仕上げられる技術力を強みとしています。新しい表面処理方法も積極的に取り入れ、難めっき材の表面処理の研究も日々進めております。
思い通りの加飾めっきを実現したい事業者様は、ぜひ一度当社にご相談ください。
ここでは、塚田理研のプラスチック部品への加飾めっきにおける強みを詳しくご紹介いたします。
高級感のある質感にできる
塚田理研の加飾めっきでは、プラスチック部品を本物の金属部品のような、高級感のある質感に仕上げられます。
加飾めっきのなかでも、当社のサテンめっきは、とくに高級感のある仕上がりにできる技術です。サテン調めっきは、光沢感を自在に調整できるのが特徴です。クリアな艶感から落ち着いたマット仕上げまで、製品のコンセプトに合わせた多彩な仕上がりを表現いたします。
サテン調めっきによる光沢感の調整以外にも、青っぽい、黄色っぽいなど、色調の調整もできます。最外層の仕様を変えれば、さらに白色、黒色、金色など、複数の色調を出すことも可能です。

多様なカラーに調整できる
塚田理研なら、めっきの種類によってさまざまな色味を表現できます。
たとえば、六価クロムは青白いシルバーに、三価クロムはやや黄みがかった白色や深みのある黒、青みがかった黒、さらに漆黒などの調整が可能です。
ニッケルではシャンパンゴールドを表現できたり、金は純度によってゴールドやローズゴールドに仕上げられたりと、ご要望に応じた色彩の違いを出せます。
さらに、真空蒸着の一種であるイオンプレーティングでは、黒、シルバー、ゴールド、ピンク、ブルーなど、より多彩なカラーバリエーションを作り出すことが可能です。チタンを使用するため、色彩の美しさだけでなく硬度を高められる点も特徴です。
塚田理研では、50色以上の基本加飾のほか、随時新色も取り入れております。色調サンプルについては、こちらもご確認ください。
ヘアライン・シボ加工も可能
めっき後の加工により、ヘアラインやシボなどの模様を付けることも可能です。


ヘアライン加工では、細かな直線状の筋を表面に施す技術で、金属製品特有の上質な質感を演出できます。シボ加工は、金型に微細な凹凸パターンを形成して成形する技術で、革のような独特の風合いを生み出すことが可能です。
さらに、レトロで格調高い印象が特徴である当社独自の技術、アンティーク調めっきもございます。意匠性の高いプラスチック部品への加飾めっきのご依頼は、塚田理研にお問い合わせください。
部分めっき
塚田理研では、プラスチック部品へのめっきのなかでも難易度の高い、部分めっきにも対応しています。
部分めっきのなかでも、当社独自の技術であるTPマスク工法では、めっき加工の工程内でマスキング液を除去できます。従来のマスキング工法とは違い、マスキング液を残したまま部品を使用したり、別途マスキングを除去する工程を設けたりする必要がありません。寸法精度が厳しいプラスチック部品であっても、高精度な表面処理をお任せいただけます。

当社では、TPマスク工法のほかにも、二色成型法、レーザーカット工法といった部分めっきへの対応も可能です。製品に応じて、適切なめっき方法をご提案させていただきます。
プラスチック部品への加飾めっきなら塚田理研へ
本記事では、プラスチック部品の加飾技術について、一次加飾と二次加飾の違いから、高級感と機能性の両立ができる加飾めっきまで、詳しく解説いたしました。
プラスチックの特性を活かしながら、金属のような質感や色調の表現ができる加飾めっきは、現代の製造業において欠かせない技術として、活用されています。
塚田理研は、サテン調やアンティーク調などの質感に加え、豊富なカラーバリエーションによって、高級感のある外観を自在に表現できるプラスチック部品への加飾めっき技術を有しています。
めっきだけでなく前後の処理工程を含む設備を用意しているため、試作段階から量産まで一貫したサポートも可能です。
プラスチック部品への加飾めっきをご検討の際は、ぜひ塚田理研へお問い合わせください。知識と経験が豊富なスタッフが、お客様の製品づくりを技術面から全力でサポートいたします。
【お問い合わせ先】
本社:0265-82-3256
東京営業所:042-444-1287
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